東フランス

 

アルザス地方

アルザス地方&ロレーヌ地方

フランス北東部に位置しライン川を挟んでドイツと国境を接するアルザス地方は、歴史上独仏の間で揺れ動き、今でもドイツの影響が色濃く残っています。
木骨組みと漆喰が特徴の家々の街並みは、歩いているだけでも楽しく、特にアルザス・ワイン街道の小さな村々はまるで絵本の世界にいるような気分にさせてくれます。
クグロフなど特有のお菓子も魅力で、お菓子好きは是非とも訪れたい地方です。
一方、ロレーヌ地方は公国として繁栄し、古都ナンシーを中心に栄えたアールヌーヴォー建築が楽しめます。

主な観光地

ストラスブール、コルマール、ミュールーズ、オークニクスブール城
アルザス・ワイン街道(エギスハイム、リクヴィル、リボーヴィレ、ニーデル・モルシュヴィル、カイザーブルグ、オベルネなど・・・)
ナンシー、メッス

ストラスブール  *世界遺産


ストラスブール世界遺産に登録された旧市街には木骨組みの民家が立ち並び、特にプティット・フランスと呼ばれる運河沿いの地区はとても絵になる風景です。伝統的な街並みの反面、欧州議会本部などヨーロッパを代表する主要な行政機関が集まる近代都市という面も持っています。小さい街なので徒歩でも十分に回ることができますが、遊覧船や自転車での観光もおすすめ。
★2007年のTGV東線開通により、パリから僅か2時間20分でアクセス可能になりました。パリからの1-2泊の小旅行におすすめです。

コルマール


コルマールストラスブールの南70kmに位置するコルマールは、アルザス・ワインの中心地。第二次世界大戦の激戦地となったアルザス地方で奇跡的に戦禍を免れたため、中世からルネッサンスにかけての町並みが色濃く残っています。
特に、可愛らしい町並みが運河に映え、イタリアのヴェニスを彷彿とさせることからプチット・ヴニーズ(小ヴェニス)と呼ばれる地区は、まるでメルヘンの世界。

アルザス・ワイン街道


エギススハイムフランス有数の白ワインの産地アルザス。北のマーレンハイムから南のタンまで、170㎞に渡ってアルザス・ワイン街道が続き、絶好の観光ルートになっています。街道沿いの村々は中世の町並みが残りとても可愛らしく、アルザスワインの試飲や、ブドウ畑の散策も可能です。中でもエギスハイム、リクヴィル、リボーヴィレ、カイゼルベルグ、ニーデルモルシュヴィルは是非訪れたい村です。 
★アルザスでは、辛口のリースリング、芳香なゲヴュルツトラミネールなど葡萄の種類がそのままワインの名称になっていて分かり易い。ワインに詳しくない方でもお気に入りが見つかるはずです。

ナンシー  *世界遺産


ナンシーかつてロレーヌ公国の首都であったナンシーは、アール・ヌーヴォーの生まれた街。ロココ建築の街並みにアール・ヌーボー様式の建築物が建てられ、街全体がギャラリーのようになっています。
最後のロレーヌ公スタニスラス・レクチンスキーは無類の美食家で、フランス菓子界に大きくその名を残しました。ルイ15世に嫁いだ彼の娘を通じて、マドレーヌ、ババ、メレンゲなどのお菓子フランス宮廷に紹介したのです。
★高級クリスタルの老舗バカラの産地バカラ村はナンシーからTERで約45分。クリスタル美術館では19世紀からのオールド・バカラを観ることができます。

  

モデルプラン

1日目:パリからTGVでストラスブールへ。運河クルーズや市内散策をどうぞ。 <ストラスブール泊>
2日目:現地ツアーに参加し、アルザス・ワイン街道、美しい村、コルマール訪問などお楽しみください。
 <ストラスブール泊>
3日目:列車でナンシーへ。 アールヌーヴォー建築散策をお楽しみください。<ナンシー泊>
4日目:列車でパリへ。

オプショナルツアー

ストラスブール発 現地発着ツアー
 ・”アルザスの真珠”ツアー
自転車ツアー

おすすめホテル

<ストラスブール>
Monopole Metropole*** 駅近で使いやすいホテル
Hotel Hannong**** 中心地に位置するモダンなホテル
Cour Du Corbeau**** 16世紀の建物を改装した快適ホテル
Regent Petite France And Spa**** プティット・フランスに位置するスパ・ホテル
<コルマール>
Le Marechal**** 運河に面したかわいらしいホテル

MAP