南フランス コルシカ

 

コルシカ

コルシカ島  ~地中海に浮かぶ世界自然遺産を誇る島~

コート・ダジュールから200km沖合いに位置するコルシカ島は、「Ile de Beauté(美の島)」と評される大変美しい島で、ナポレオンの生まれ故郷として有名です。
モーパッサンが「海の中の山」と表現したように、標高2700m級の山々が海の中からそびえ立つスケールの大きな風景はまさに圧巻!(長野県を一回り小さく切り取って、地中海に浮かべたようなイメージ)
フランス本土で唯一、世界自然遺産に登録されている素晴らしい風景、楽園のような砂浜をもつビーチ、ハイキングやリフレッシュ、、、自然を愛する旅人に理想的な目的地です。
地図上で見ると殆どイタリアと思われる場所に位置しますので、食べ物もイタリア風ですし、道路標識もフランス語とイタリア語の2ヶ国語表示などちょっとしたイタリア気分を味わえます。
特に南部ではメンヒルやドルメンなど先史時代の遺跡も見られるなど、歴史・文化好きの方にも魅力的な見所が沢山ある島です。

主な観光地

アジャクシオ、バスチア、カルビ、ピアナ、ボニファッチョ、イル・ルース...

アジャクシオ


アジャクシオコルシカ第1の都市でナポレオン生誕の地。生家も公開されています。
毎年8月中旬にはLes Journées Napoléoniennesと呼ばれるナポレオンに因んだお祭りがあり、スペクタクルや衛兵行進など帝政時代を偲ばせる催し物を3日間に渡って行われ大変賑わいます。

バスティア


バスティアコルシカ第2の都市で、景勝地として有名なカップ・コルス(コルス岬)の付け根に位置する港町。14-18世紀にコルシカ島がジェノヴァ共和国統治下にあった時代の首都で、旧港周辺にはイタリア風の建物が立ち並んでいます。

ボニファシオ


ボニファシオコルシカ最南端に位置する町で、港の周囲にはレストランやバー、ブティックなどが軒を連ね、リゾート感溢れる洗練された町。石灰岩の美しい断崖絶壁の上に広がる旧市街を眺めるクルーズが人気です。   

ピアナ


イメージアジャクシオの北に位置するコルシカ有数の景勝地で、「ピアナのカランシュ、ポルト湾、ジロラタ湾、スカンドラ自然保護区」として、この一帯が世界自然遺産されています。
赤い花崗岩の断崖に挟まれた大変美しい湾で、アジャクシオなどからクルーズ船でアクセスすることができます。

 

コルシカ鉄道

コルシカ島には、アジャクシオとバスチア間を結ぶ路線と、その中間ポンテ・レッチアからイル・ルースを通りカルビへ向かう路線の2本があります。2700m級の山が連なる「海の中の山」コルシカ島を横断する、トンネルと橋をいくつも通過するダイナミックな景勝路線です。
車がなくても列車や現地ツアーを上手く利用してコルシカ旅行を楽しむことが可能です。(但し列車移動にスーツケースはお勧めしません)

モデルプラン

車がなくても絶景を堪能できるモデル・プラン
①コルシカ鉄道網羅コース 
 1日目:ニースからフェリーでカルヴィへ <カルヴィ泊>
 2日目:カルヴィ⇒ポンテ・レッチア⇒バスティア <バスティア泊>
 3日目:バスティア周辺観光 <バスティア泊>
 4日目:バスティア⇒アジャクシオ <アジャクシオ泊>
 5日目:アジャクシオ周辺観光 <アジャクシオ泊>
②アジャクシオを起点にクルーズ船で海岸線の絶景を堪能する
 1日目:アジャクシオ着 <アジャクシオ泊>
 2日目:アジャクシオ⇒スカンドラ自然保護区⇒ジロラッタ湾⇒ピアナのカランク
    ⇒アジャクシオ <アジャクシオ泊>
 
3日目:アジャクシオ⇒ボニファッチョ⇒アジャクシオ <アジャクシオ泊>

とは言っても、フランス人流「何もしない」ヴァカンスが一番贅沢な旅程です。
コルシカ時間に身をゆだね、ゆったりとした時間を過ごしましょう。

おすすめホテル

<アジャクシオ>
 Hotel Demeure Les Mouettes**** 海沿いでゆっくりできるホテル。市内まで2kmほど
 Hotel Napoleon*** 市内の使いやすいホテル
 Hotel Palazzu U Domu**** 市内の使いやすいホテル

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