ロングステイ関連情報

フランスでロングステイするために必要な情報をご紹介します。

医療について


イメージフランスの衛生事情は良好に保たれ、医療水準は世界トップレベルです。
日本の医療制度とは異なる点が多いので、医療機関を利用する際にはそれらの特徴をよく知っておく必要があります。

分業制である。(診察・検査・薬が専門毎に分かれている)*注1
・病院での診察には事前予約が必要 *注1
・医薬品は医師の処方箋を持って薬局で購入しなければなりません。
・個人開業医の場合は検査を外部機関へ依頼している場合が多く、この場合、レントゲンや血液検査も別途予約が必要になります。
救急車は有料です。依頼料金(約60ユーロ)に移動距離料金(約2ユーロ/km)が加算されます。
・日本の救急外来と違い、直ちに処置を必要とする場合は、重症度に関係なく昼間でも救急外来を受診できます
・フランスの医療は一般的に日本よりも高いので、ロングステイの際には海外旅行保険への加入がとても大切です。*注2
・日本の公的保険の適用を受けるには、予め自費で支払い、帰国後に領収書や診断書等を提出する必要があります。

*注1:救急や高額の私立の医療機関は例外です。
*注2:パリやニース等大きな都市では、キャッシュレス・メディカル・サービスを提携している保険会社もあります。

かかり易い病気や怪我


イメージ日本と同じように、季節の変わり目や冬場になると風邪やインフルエンザが流行します。ガストロと呼ばれるウイルス性胃腸炎も流行します。
春には花粉症も多く、その主な原因は街路樹で有名なマロニエ(栃の木)やプラタナス(スズカケノキ)です。共にふわふわした綿毛が飛びますので、くしゃみや目の痒み、皮膚炎を発症することもあります。近年のパリの空気汚染もあいまって、花粉症の人は年々増加しています。
また、他の先進国同様、交通事故が多く社会問題になっています。
フランス入国に際し、予防接種証明書を必要とするような特別な感染症はありません。  注:長期滞在ビザでの滞在の際には予防接種証明が必要なことがあります。

健康上心がけること
年間を通じて湿気が少ないので乾燥対策が必要です。
ガストロなどウイルス性の病気防止には、小まめな手洗いや、調理の際にはなるべく火すなどの対策が必要です。
花粉症対策でマスクをしている人はフランスにはいません。(フランスでマスクをしていると、この人はどんな感染症を持っているのかとびっくりされてしまいます。)症状がひどい場合には薬局で購入できる抗アレルギー薬を飲むとよいでしょう。

急に病気になった場合


イメージ海外旅行保険に加入している場合は、提携アシスタンス会社に電話すると全て日本語でサービスが受けられますので、保険契約書等をご参照下さい。
救急車を呼ぶ
自分で救急車を呼ぶ場合、電話番号は15(SAMU サミュ)に掛けて下さい。SAMUはフランスの「緊急医療援助体制」の略で、フランス全土をネットワークで結んでいます。救急車には救急機器が装備され医師が同上していますので、必要な治療は直ちに開始されます。電話番号は国内の多くの都市で共通です。救急車の依頼料金(約60ユーロ)と移送距離料金(約2ユーロ/km)がかかります。  
SOSメドゥサン(往診)を呼ぶ
約1000人の医師による365日24時間体制の緊急往診サービスです。
電話番号は3624(「365日24時間」と覚えましょう)。
24時間、無線機付きの車で地域を巡回している医師が駆けつけてくれるサービスです。診察費は約64ユーロです。
救急外来に行く
日本と違い、直ちに処置が必要な場合は、重症度に関係なく昼間でも救急外来を受診することができます。
急を要する場合や、日曜日、深夜の場合などは、総合病院の急患受付(Urgence)に直接行くのがベスト。
【パリ市の救急対応施設はこちら】
http://www.aphp.fr/carte/
【パリ市の24時間オープンの薬局リストはこちら】
http://www.sosmedecins.com/index.php/pharmacies-de-garde

医療施設の違い


イメージCabinet(診療所)・・・一般内科や専門医など、開業医による医院。
Centre Medical (診療センター)・・・診療所より規模が大きいが入院は扱わない。複数の専門医が在籍。
Assistance publique(公立総合病院)・・・入院や手術の設備を整えた一般的な総合病院
Centre Hopitalier Universitaire(公立大学病院センター)・・・医学研究や医師の養成も兼ねた総合病院。
Hopital Prive(私立総合病院)・・・海外旅行保険のキャッシュレス・サービス等が利用できる。パリ近くではアメリカン・ホスピタルが有名。
Clinique prive(私立専門病院)・・・専門分野に特化した病院。手術や入院設備を整えているところもある。

日本語の通じる病院・医院
在仏日本大使館のサイトで紹介されています。
http://www.fr.emb-japan.go.jp/jp/iryo/nihongoishi.html
事前に必ず電話予約が必要です。

病気に関するフランス語
外務省「一口メモ もしもの時のフランス語」を参考にして下さい。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/french.html

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